QT SOLAR 愛島発電所
- 本日の発電量
- 0 kWh
- 現在の日射量
- 5 Wh/㎡
- 現在の外気温
- 20.0 ℃
(2024/09/14 06:54 更新)
QT SOLAR 愛島発電所
(2024/09/14 06:54 更新)
QT SOLAR 下増田発電所
(2024/09/14 07:03 更新)
QT SOLAR 北原東発電所
(2024/09/14 07:02 更新)
QT SOLAR 長久良辺発電所
(2024/09/14 06:56 更新)
QT SOLAR 白坂発電所
(2024/09/14 07:05 更新)
QT SOLAR 清水沢発電所
(2024/09/14 06:48 更新)
TMEICのPCSに使用する計測監視システムの紹介です。
TMEICのPCS専用のモニタリングシステムで、シリーズとしてLite、Lite+、標準版があり、QT SOLARでは標準版を使っています。ハードウェアは、いわゆるサーバーPCで、具体的にはDell PowerEdge T110 IIにWindows Server 2008の組み合わせです。なお、サーバーは同じくDellのラックマウントタイプも選べます。それからUPSも付いてきます。
PCSを監視する常駐ソフトウェアとIISの組み合わせで、クライアント側からはウェブアプリケーションに見えます。
標準版しか触ったことがありませんが、メーカー資料から分かる範囲でそれぞれ触れておきます。なお、一部の内容につていはセキュリティ面から、あえて触れずにぼやかします。
PCS監視のみに特化しています。ノートPCを現地に設置して、そのノートPCで監視するということでしょうから、素の状態では現地に出向かなければPCSの状態を把握出来ません。これは、ちょっと現実的な選択ではないですね。
システム内容が単なる標準版の機能限定版であれば、このノートPCのソフトウェア内容をカスタマイズすることで多少なんとかなるかも知れませんが、もちろんお勧めは出来ないです。
比較的穏便な策として検討出来そうなことは、自前のPCを用意してそのPCにこのSolarware View Liteを監視させるといった方法でしょうか。
遠隔監視と異常発生時のメール送信機能に対応しています。通常の使用では妥当な内容です。ただ、惜しいことに気象監視(日射・気温)が出来ません。
気にしなければそこまでですが、日射計があれば「日射量がこんなものだから発電量もこんなもんか」と分かりますので機器の異常を変に疑う必要はなくなります。
もちろん、PCSと別に管理することは可能なので、自前で日射計と温度計そしてロガーを用意すれば、それで良いのではないでしょうか。
Solarware Viewの全機能を使えることになっています。
ちょっと気をつけなければならないのは、SGV機能です。String Group Viewerといって、集電箱単位での計測を行うものなのですが、これって、TMEICのエンクロージャーと集電箱を使うことが前提になるのです。
というわけで、QT SOLARではエンクロージャーも使ってませんし、集電箱も他社製品です。なので、標準版を使っていますがSGV機能は無駄になっています。
まあでも、集電箱単位での継続的なログは諦めることにはなりますが、日射量と発電量に乖離が見られるようになった際にクランプ式電流センサーなどを使ってストリングの調査を行うといった運用でもそれほど不都合はないような気がします。
なお、QT SOLARではタワー型PCを選択しましたが、ラックマウント型のPCも選択出来ます。大型発電所ではそのほうが良い場合もあるでしょう。
見た目は普通のデスクトップPCと同様です。特別に思うところがなければこちらの選択になると思います。地震が少し心配ですかね。側面に吸気口はないので、横置きにすれば良いかも知れません。
かっこよさからいえばこちらなのですが、多分1Uなのでかなりうるさいと思います。筐体に高さがないのでいくつかの小さいファンを高速回転させる必要があるためです。
PCSは低い音を出しますし、PCが高い音を出すとなると、気が変になりそうになるんじゃないかと思います。
ラック自体はDellの純正品もありますが余程でなければ24Uも使いませんし、音楽用のラックケースでも完全に固定してしまうならいけるんじゃないでしょうか。ちなみに、Dellの純正品の場合は、ラックレールを使って、1台毎に引き出したり出来るのでメンテナンス時は楽ですが、しないですよね。
宮城県仙台市太白区長町一丁目2-11
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