QT SOLAR 愛島発電所
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(2024/10/09 19:37 更新)
QT SOLAR 愛島発電所
(2024/10/09 19:37 更新)
QT SOLAR 下増田発電所
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QT SOLAR 北原東発電所
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QT SOLAR 長久良辺発電所
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QT SOLAR 白坂発電所
(2024/10/09 19:20 更新)
QT SOLAR 清水沢発電所
(2024/10/09 19:21 更新)
FoundationはサーバーPCにプリインストールされているSOHO向けOSです。これをStandardへアップグレードする方法と失敗を避けるための注意点の紹介です。
Windows Server 2008 R2 FoundationからStandardへのアップグレードが必要となる機会といえば、予備のための代替機を用意したいがFoundationのライセンスを手に入れられないのでってところでしょうか。その辺りもまとめての紹介です。
サーバーPCをHDDの内容も含め予備で持っておきたい場合、現行のモデルならもう1台購入して、HDDの内容をdd
で丸ごとコピーし、その後にそのPCに貼られたプロダクトキーに変更すればそれでよいのですが、そうでもない場合、後継機の購入か、同型あるいは(システム構成がほとんど同じな)同世代の機種を中古で手に入れることになるかと思います。その場合、いくつか考えることがあります。
FoundationエディションはSOHOには使い勝手が良いのですが、機種や程度といった条件も含めて絞り込むと中古PCショップやオークションなどでちょうど良いPCを手に入れるのはなかなか難しいところもあります。そこで、今回はFoundationはスッパリ諦めてStandardエディションに移行してしまう形で、中古PCによる予備の代替機を作ります。
これなら、代替機としてどうでしょうか。比較的取り組みやすいのではないでしょうか。「他所様が作ったシステムで何が入ってるのかよく分からないし、触りたくもない」といった場合、これで済むならまあまあでしょう。
さて。以前は、FoundationからStandardへのアップグレードプログラムが用意されていたようですが、現在、「今後、アップグレードをご希望のお客様は、販売店様から Windows Server 2008 R2 Standard 製品版をご購入いただきますようお願いいたします」となっています。
アップグレード版は販売してないので、普通の製品版を購入してくれということです。
とはいえ、新規インストールをしなければならないわけではなく、いわゆるFoundationをStandardで上書きする形でのインストールが可能です。アップグレード版ではないからといって、クリーンインストールや再インストールだけにしか使えないというわけではないんですね。
具体的には、Foundation起動中にStandardのインストールメディアを挿して、setup.exeかなんかを起動させて「インストールの種類」で「アップグレード」を選択するだけです。
これなら、HDDの内容もほぼ同じの予備のPCを用意できそうです。とはいえ、いくつか引っかかりそうな注意点があるので紹介しておきます。
最近のHDDはAFTモデルです。で、2008年頃のHDDは非AFTです。物理セクターのサイズが512byteと4Kbyteと異なるので、単純にdd
でコピーというわけにはいかないです。
単純な丸ごとコピーで済ませたい場合は、非AFTのHDDを購入することになります。OSが古いのですから、これが簡単でいいと思います。
どうしても4Kが使いたいということであれば、EaseUS Todo Backup Advanced Serverといったものもあります。
まあ、そんなこんなでHDDの丸ごとコピーを行いましょう。
丸ごとコピーしちゃえば、どこに入っているか分からないけど大事らしいデータやらソフトウェアやらDLLやら、調べる気にもなれなくても問題ないです。Windows Server 2008 r2 Standardの導入(アップグレード)時に変な上書きや消去が行われなければ、ですが。
便利なキーボードでMicrosoft製なのでOSとの親和性も高そうなのですが、Windows Server 2008 r2のインストールに関していえば全くダメです。インストールの途中で止まるというか、ブルースクリーン状態になって突然シャットダウン(再起動)してインストールが失敗します。StandardだろうがDatacenterだろうが一緒で途中でクラッシュしてしまいインストールできないです。新規インストールでも同様に途中で落ちるので、どうにもこうにもなりません。
対処法ですが、方法自体は簡単で別のキーボードを使えば良いです。ただ、持ってないですよねほかに、キーボード。でも、そういうひとでも大丈夫。インストール作業でキーボードを使うのは最初のうちだけなので、入力するものを入力したら、後はUSBのレシーバーを抜いておけば良いのです。再起動の再には「keyboard failure」とかDellかも知れませんが、ほおっておいて構いません。
インストールが終わってさえしまえば、後は問題なく使えます。
ラックマウントサーバーを使ってるひとは、キーボード切替機なんかも使うでしょうから、キーボード自体はごく普通の有線キーボードをラックの引き出しに格納しているのでしょうが、あちこちでサーバーを管理してるひとには、持ち出し用キーボードとして便利ですよね、All-in-One Media Keyboard。
Windows Server 2008 R2はなにせ古いOSなので、新しい機器は苦手でも仕方ないところもあるでしょう。インストールについては、どうやらUSB機器、キーボードは鬼門のようなのでインストールに失敗してどうにもならない場合には、その辺りも試して見て下さい。
丸ごとコピーのHDDを別のPCに取り付けて起動すると「この windows のコピーは正規品ではありません」といった表示が出ます。まあ、それはそうですね。
で、中古で手に入れたPCが同じくWindows Server 2008 R2 Foundation搭載モデルなら、貼ってあるシールのプロダクトキーを改めて登録すれば良いのですが、サーバーPCはOSプリインストールなしのモデルも珍しくないわけです。
で、困ったことにFoundationはプリインストールを前提としたエディションで単体販売がないのです。そこで、仕方ないのでStandardにアップグレードすることになるわけです。
ちなみに、機能的にはFoundationで足りるし面倒だからとStandardのプロダクトキーを登録しようとしても弾かれます。
Standardのインストールが済んだら、コントロールパネルのシステムから「プロダクトキーの変更」でこれを行って下さい。
プロダクトキーの変更(認証)にはインターネットへの接続が必要になるのですが、別のネットワーク環境で作業しているような場合、一時的にTCP/IP関係の設定を変更することになると思います。
ほかのサーバーとネットワークで連係関係を持つシステムが導入されている場合は、混乱のもとなのであらかじめ関係するサービスを終了しておいたほうがよいです。
認証が終わったら、設定は元に戻しておきましょう。ほかにも一時的に設定を変更することがあればそれも同様ですが、予備機が必要になるとき本機の設定がどうだったか、なんてことはどこまで確認出来るか分かりません。
Windows Server 2008 R2 Foundationから見てStandardは、あまり大きな違いのない(逆から見るとそうでもないかもしれない)エディションなので、まあ、問題なく行けそうですが、試しておくのも良いです。ダメならほかの対策を考える必要があることが分かるので。
ただし、本機を止めるということは(というかHDDの丸ごとコピー時に既に止めているでしょうが)、データの連続性が途切れたり、諸々問題もあるでしょうから、ミッションクリティカルな業務だけどまあいいや的な場合を限度としておくのが良さそうです。
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