愛島発電所

QT SOLAR 愛島発電所

本日の発電量
579 kWh
現在の日射量
599 Wh/㎡
現在の外気温
20.9 ℃

(2025/09/19 09:03 更新)

下増田発電所

QT SOLAR 下増田発電所

本日の発電量
75 kWh
現在の日射量
766.5 Wh/㎡
現在の外気温
24.6 ℃

(2025/09/19 09:08 更新)

北原東発電所

QT SOLAR 北原東発電所

本日の発電量
102 kWh
現在の日射量
788 Wh/㎡
現在の外気温
21.7 ℃

(2025/09/19 09:03 更新)

長久良辺発電所

QT SOLAR 長久良辺発電所

本日の発電量
92 kWh
現在の日射量
770 Wh/㎡
現在の外気温
24.2 ℃

(2025/09/19 09:04 更新)

白坂発電所

QT SOLAR 白坂発電所

本日の発電量
84 kWh
現在の日射量
877 Wh/㎡
現在の外気温
22.4 ℃

(2025/09/19 09:12 更新)

清水沢発電所

QT SOLAR 清水沢発電所

本日の発電量
83 kWh
現在の日射量
650 Wh/㎡
現在の外気温
21.5 ℃

(2025/09/19 09:05 更新)

ラジエーションシールドの製作 | 技術メモ

気温センサーを日射から遮蔽し雨や雪の影響を受けないようにするための自然通風シェルター(ラジエーションシールド/ラジエーション・シールド)をDIYで作成するための自作案内です。

ラジエーションシールドの目的は、百葉箱と同じです。とは言ってもその百葉箱が分からないかも知れないですね。今はもうほとんど見かけることがなくなりました。

気温センサーを日射や水濡れから守るためのもので、熱が篭らないよう工夫されています。

では、その機能をどうやって担保するかというと、かつての百葉箱を参考に「日光が直接当たらず雨に濡れず風が抜けて何となくそんな感じ」で作ってもそれはそれで大丈夫ではないかと思います。

もちろん、JIS C1604 規格での許容差などは最初から考えないことになりますが、気温を整数値でしか扱う必要がないのであればそれで問題ないでしょう。

自作ラジエーションシールド

完成したラジエーションシールド

ラジエーションシールドは、市販もされています。しかし、ネット通販などでもやや選択肢が狭く見た目や値段はあまり選べません。そこで「なんなら自作でもいいかもな〜」というところからDIYとなりました。

センサーとのセット商品ではなく単体のセンサーにラジエーションシールドを付けようとDIY志向で考えてるわけですから、そういった方法もアリだと思うのです。

自作のための材料集め

部品一覧

自作のための必要部品

製作にあたりやることと言えば、ほぼ材料集めが全てとなると思います。ここでは材料となる部品の名前を紹介します。それほど工作に親しんでいるわけではない人には聞き慣れない名前もあるかと思いますので参考にしてみてください。

寸切
寸切りボルトや全ネジと呼ばれたりもします。これでラジエーションシールドの骨組みを作ります。サビ対策としてステンレス製にします。金属は熱伝導率が高く熱を吸収しやすいので代替として樹脂などの利用も考えましたが耐久性を考えやはりステンレス製とすることになりました。
高ナット
タカナットです。通常の六角ナットに比べて背が高い部品です。寸切りボルトを連結するときなどに使われます。今回はスペーサーとして利用します。
ナット
普通のナットです。固定に使います。
ワッシャー
母材がプラスチック(鉢皿)となるので陥没防止のために使います。また、緩み止めにもなります。
鉢皿
ラジエーションシールドは、一般的にルーバーを360度の筒状にしたもので、鉢皿を複数枚重ねたような姿をしています。そこで今回はプラスチック製の鉢皿で作ってみました。大きさは3号でちょうど良かったです。
L字金具
作成したラジエーションシールドを取り付けるための金具です。L字金具は、水平の面と垂直の面を固定するのに使います。名前が似たものにLアングル、L字アングルがありますが、これは、強度を求めてL字型にした板なので用途は全く違います。
ケーブルグランド
ケーブルを固定するのに使う防水ケーブルコネクターです。気温センサーのケーブルを固定し、その副次的効果としてセンサーも固定されます。
PT100センサー
温度(気温)センサーです。2線式、3線式、4線式があります。どれにするかはどこに繋ぐかによります。太陽光発電所では主にパワーコンディショナーに繋いで発電量などとともに計測するのが一般的です。

道具

穴あけはドリルやタケノコ(ステップドリル)、ホールソーを電動工具(インパクトドライバー/ドリルドライバー)につけて使います。

今回使った工具類で特殊なものといえばこれくらいです。カッターでも出来るとは思いますが、いずれの方法でやるにせよ、怪我にはくれぐれも注意してください。

製作

キレイに仕上げるための今回一番の注意点は穴の位置です。鉢皿ごとにずれたりしないよう位置の割り出し用の図面を描くなど工夫すると良いです。

穴あけ

穴あけ

ケーブルグランド

ケーブルグランドの取り付け

PT100

PT100の取り付け

骨組み

ステンレス製寸切で作る骨組み

鉢皿

鉢皿で作る筒状のルーバー(ガラリ)

接着剤でシール

天井は接着剤でシール

穴あけは数ミリならドリル、30mmくらいまではタケノコ、それ以上はホールソーを使います。

一番上の皿は、水漏れしないよう接着剤でシールしています。経年を考えると剥がれづらいシーリング材が良いかも知れないですね。

シーリング材とは、風呂場とか水回りで使うアレです、コーキングと言ったりもします。

わずかな量しか使わず余るので、風呂場のコーキングの打ち直しも一緒にやってみてはどうでしょうか。